2022.09.16

【ゲーム環境大調査】アース製薬のeスポーツブースを訪問、発案者の「こだわり」を伺う

プロ仕様の、本格的なゲーミング環境——。
こちらはなんと、アース製薬株式会社の社内につくられたeスポーツブースなんです。
2021年に完成したばかり。いち社員である成田充(なりたみつる)さんの発案でつくられ、『日経スペシャル カンブリア宮殿』でも放映されました。

今回はピーコックゲーミングのTwitterプロモーション担当が、アース製薬に突撃。
成田さんこだわりのゲーム環境とともに、ピーコック魔法瓶の「ゲーミングタンブラー」を使ってもらった感想も聞いてみました!

成田さんプロフィール:

アース製薬株式会社 
マーケティング総合企画本部 コンシューマーマーケティング部 マーケティングコミュニケーション課
成田 充(なりた みつる)さん

広告代理店、デジタルエージェンシーを経て、2019年にWebプロモーション担当としてアース製薬へ入社。趣味はサッカー、ゲーム。好きなゲームは『Apex Legends』『VALORANT』など。

アース製薬のeスポーツブースに突撃!

ここまで本格的なeスポーツブースが、一般企業の中にあるのは驚きです! どんな目的で作られたのでしょうか。

成田さん:2つありまして、1つはプロモーションのためです。 僕はWebプロモーションの仕事をしているので、日常の遊びから、どんなことがプロモーションにつながるかを考えていました。

僕はもともとコンシューマーゲームが好きで、ウイニングイレブンでは全国100番以内に入るくらいやり込んでいました。5年前くらいからは、前職の同僚の影響で、FPS(本人視点でのシューティングゲーム)にハマりました。
好きなFPSのeスポーツを観戦するうちに、「自分もやってみたい」「eスポーツを使って、プロモーションをしてみたい」という気持ちが日に日に強くなっていって。

まずは、「社内にeスポーツチームを立ち上げよう」と考えたんです。

eスポーツチーム設立のために、ゲーム環境も提案されたんですね。 もう1つの目的はなんでしょうか。

成田さん:もう1つは、社内コミュニケーションの活性化です。 会社も大きくなってくると(2021年12月期、連結で従業員数4,522名)、同じ会社でも他部署や他拠点の社員と接する機会は、なかなかありません。顔の知らない方もたくさんいます。 コロナ禍の影響で在宅勤務が推奨されると、その傾向はますます顕著になりました。

eスポーツのよさは、場所に関係なく人とつながれることです。
部署や拠点、在宅か出社かに関わらず、eスポーツチームを通して、社内の一体感が醸成できればと思っています。

ゲームブースは、オンライン配信スタジオのすぐ横にあります。
スタジオを使った人や、フロアを通りかかった人が、「何だこれ?」とブースを見てくれるんです。
この場所をきっかけにeスポーツを知って、面白さを感じてくれる人が社内に増えると嬉しいですね。

予算取りなど、どのように会社を説得したのでしょうか。

成田さん:アース製薬には3年前に中途入社しましたが、その頃からずっと「やりたい」と言い続けていたんです。 「どうすれば、社長に直接提案できるだろう」と考えて、思いついたのが週報でした。

社員が毎週提出する週報は、社長も必ず目を通します。
そこで自分の週報に、勝手にeスポーツの欄を作りました。
eスポーツの良さ、会社にとってのメリット、自分のやりたい気持ち……あの手この手で3年間、毎週書き続けて。

昨年やっと、このフロアをリニューアルするというチャンスが巡ってきました。
このタイミングで「成田がずっと提案していたeスポーツのブースも作ろうか」という話になり、ついにプロジェクトとして立ち上がることになったのです。

最高のゲーム環境で、最高の水分補給体験を。

3年間、週報に書き続けるのはすごい執念ですね(笑)。 環境にもこだわられていそうですが、どんな機器を使っているのでしょうか。

成田さん:機器も、全て僕が選びました。 自分が欲しかったものを集めています。

●PC:OMEN
自宅でもOMENを使っていますが、会社ではさらにハイスペックなものを導入しました。
FPSに起きがちな画面のカクつき、遅延がほとんど起きず、動きが驚くほどスムーズです。

●ゲーミングチェア:岡村製作所
岡村製作所の『STRIKER』シリーズを使っています。特別にチーム名である『EARTH e JETS』のロゴをつけてもらいました。

▼ロゴももちろん1からデザイン

●周辺機器:ロジクール
Webカメラ、キーボード、マイクなど、周辺機器はロジクールで統一しています。
マイクは指向性のものを選んでいるので、横並びに座って全員が話していても、ちゃんと目の前の人の声のみ拾ってくれます。

●モニター:Predetor
リフレッシュレート360Hzのゲーミングディスプレイを導入しています。

ちなみに、普段の水分補給はどうされていますか?

成田さん:一般的な、保冷性のタンブラーに入れています。 冷たい飲み物が、すぐに飲めるのが便利ですね。

水分はよく取る方で、1日2Lくらい飲んでいると思います。
ゲームに集中しているときは余裕がないので、マッチング中や試合の合間など、キリのいいところで飲食するようにしています。

実はピーコック魔法瓶が、魔法瓶の技術を使って「ゲーミングタンブラー」を作っているのはご存知でしょうか? こちらになるのですが……(スッ)。

▼3色展開。今回はブルーブラックを使っていただきました。

成田さん:いや、すみません……全く知らなかったです(笑)。 でも、格好いい見た目ですね。 eスポーツブースにも馴染みます。

ちなみに、ゲーム中に飲み物をこぼしたことはありますでしょうか?

成田さん:ありますあります。 ゲームに熱中してくると、マウスを動かしたときに倒してしまうことが多いです。 友人は約2万円のキーボードにジュースをこぼしてダメにしてしまって、ものすごく落ち込んでいました。

2万円は辛いですね……。 試しに炭酸飲料を入れたこちらのゲームタンブラーを、倒してみていただけますでしょうか。 緊張しますが、倒してみますね。

▼炭酸飲料にも対応しています!※多少はこぼれます

成田さん:本当だ、かなりこぼれにくいですね! 2万円の保険だと思うと、心強いです。 (手に取ってみて)これ、いいですね。 こぼれにくい以外にも、以下の点が使いやすいです。 率直に、プライベートでも使いたいなと思いました。

●持ち手が滑らない
グリップがしっかりしていて持ちやすく、程よい重量感で安定します。
倒れても「こぼれにくい」ですが、そもそも「倒れにくい」と感じました。

●結露がしない
冷たい飲み物を入れると、水滴がつきます。通常はタンブラーの下にコースターを敷いていますが、どうしても水滴で手が滑ったり、キーボードが汚れたりもします。
「ゲーミングタンブラー」は、真空二重構造(or魔法瓶構造)で、結露がしないのがすごいです。

●ストローがついている
タンブラーは口に持って行くときに、飲み口からガバっとこぼれることが多くて。
ストローならその心配もないです。ゲーム中でも手を止めず、集中を途切れさせることなく飲めます。この点はかなりありがたいですね。

▼「ストローを使うと集中力が上がる」という研究結果も。
https://www.the-peacock.co.jp/gaming/report/work-performance/

▼今回は「ゲーミングタンブラー」でご紹介していますが、「ゲーミングボトル」タイプもございます。
https://www.the-peacock.co.jp/product_detail.php?product_cd=189

プロモーションに「遊び心」を。

気に入ってくださって、ありがとうございます! 最後に『EARTH e JETS』の今後の野望を聞かせてください。

成田さん:まずは、企業eスポーツの公式戦がスコープです。 初年度は出場を、ゆくゆくは優勝を目指していきたいです。 合わせて、ゲーム配信もはじめたいですね。そのための設備も整えていますので。

『アースゴキジェット』の印象の強いアース製薬ですが、実はいろんな製品を扱っているんです。
『温泡』などの入浴剤、『モンダミン』など、商品名を出すと「これもアース製薬だったんだ!」とよく驚かれます。

例えば「ゲームに疲れたらバスロマンで入浴しましょう!」など、配信の合間に商品を紹介して。
eスポーツをきっかけに、若い方がアース製薬の商品に興味を持ってもらえるなら嬉しいです。

ゲームは、プロモーションと親和性がありそうですね。

成田さん:そうですね。 昨年はゲームから着想を得て、『ハチアブマグナムジェット』の拡張アタッチメントを製作しました。

▼『ハチアブマグナムジェット』の拡張アタッチメント

成田さん:機能は全く変わりないです。 でも、気分が上がります(笑)。

おかげさまで、ネット上でも話題になりました。プロモーションには、こういうゲーム性や、遊び心が必要かなと。
いろんな仕掛けを考えていきたいので、ぜひ『EARTH e JETS』の今後を楽しみにしてください。

ピーコック魔法瓶さんも一緒に、企業からeスポーツ界を盛り上げていきましょう。
「ゲーミングタンブラー」も使いますね。
どうもありがとうございます!