2022.04.14

ストロータンブラーによる水分補給が、気力・活力を10.4pt、集中力を5.5ptアップ

皆さん、デスクワーク中にストロータンブラーを使用していますか?​​​

ピーコック魔法瓶工業株式会社では、ストロータンブラーをデスクワークで使用すると、作業中の気分を落ち着かせるとともに、集中力を高める効果があることを実証しましたのでご紹介します。

デスクワークの現状について

近年、オフィス市場では、知的生産性を向上する様々な取り組みが行われています。
中でも、仕事中に適度な休憩をとることは、脳をリフレッシュする効果があり、仕事の効率アップにつながると期待されることから、様々な気分転換空間を、積極的に導入する企業が増加しています。

一方で、仕事中の休憩は、「作業の手を止めて」「離席して」行わなければならず、「仕事の連続性を保ちながら、効果的な気分転換を行う方法」については、身近な選択肢が少ないのが現状です。

この課題に着目し、ストロータンブラーがデスクワークに及ぼす効果を定量的に評価するために、ストロータンブラーがペットボトルやステンレスボトルによる水分補給、あるいは水分補給をしない場合と比べて、「仕事のパフォーマンス向上」にどのように繋がるかを検証しました。

水分補給の仕方の違いによる気分の変化を検証

株式会社BB STONEデザイン心理学研究所と共同で、オフィスにおける作業中の水分摂取状況をシミュレートし、そのときの水分摂取方法の違いが、被験者の気分や仕事(知的作業)に及ぼす影響について検証してみました。 ​

<検証解説>
図1をご覧いただくと、ストロータンブラーによる水分補給は、水分補給をしないあるいはペットボトルによる水分補給の2条件とは異なる効果が生じていることがわかります。

ステンレスボトルでも、水分補給をしない場合よりは疲労感が癒やされて気力・活力が増し、ネガティブな気分が和らぐ傾向は見られますが、その効果はストロータンブラーよりは小さいものになります。
つまり、全く同じ水分を摂取するにも関わらず、ストロータンブラーを用いるかステンレスボトルを用いるかで、ユーザの気分が変化する可能性があるということです。

検証結果をまとめると、ストロータンブラーを使うと、他の水分摂取方法と比較して、「気分が落ち着いて集中力が増す効果」と、 「疲労感が癒されて気力・活力が増す、ネガティブな気分が和らぐ効果」が期待できます。

今回の検証以外に、イギリスのイースト・ロンドン大学とウェストミンスター大学が実施した調査でも、仕事中の知的生産性を高めるためには、適度な水分補給が重要だと言われています。 (※1)​ ​​​​
(※1)イギリスのイースト・ロンドン大学とウェストミンスター大学が実施した調査で「知的作業に集中する前に0.5Lの水を飲んだ人は、飲まなかった人に比べて14%も反応時間が速くなった」という結果が得られました。 
出典:Caroline J. Edmonds1*, Rosanna Crombie1 and Mark R. Gardner2 ,「Subjective thirst moderates changes in speed of responding associated with water consumption 」,2013

千葉大学/日比野治雄教授のコメント

今回、デザイン心理学の手法を用い、水分摂取を行いながらのオフィスワークをシミュレートした綿密な実験計画を立案、その時のオフィスワーカーの気分をPOMS2(人間の気分状態を評価する方法として国際的にも信頼され、広く用いられている検査)を用いて測定するとともに、心理学的測定も加えて検証実験を実施しました。​

得られた結果はこのリリースに記載の通りですが、非常に興味深かったのは、全く同じ水分を摂取するにも関わらず、作業時にストロータンブラーを用いるかステンレスボトルを用いるかの違いで、ユーザの気分も変化する可能性が明らかになったことです。

しかも、その効果は、気分が落ち着いて集中力が増す、疲労感が癒やされて気力・活力が増し、ネガティブな気分が和らぐというものでした。ストロータンブラーを使用することで、このような明確な効果が得られたことで、仕事のパフォーマンスの向上が期待できる可能性が高いことが示唆されました。​​​​​
人間の気持ちは使う製品によって変化すること、優れた製品を使えば、それだけの効能があることが明確に実証されたと言えます。

今回の検証方法について

水分摂取手段を変えた場合に、被験者の気持ちがどのように変化するかを科学的に検証するため、人間の気分状態を評価する方法として国際的にも信頼され、広く用いられているPOMS2で検証しました。

<試験詳細>
内容:POMS2等による心理学的測定実験
機関:株式会社 BB STONE デザイン心理学研究所
対象:20代の男女各10名(計20名)
期間:2022年2月9日〜10日 方法:実験心理学的な測定法を用いて、水分摂取方法(下記評価対象)の違いが、それを使う人の気分や仕事(知的作業)に及ぼす影響について定量的に明らかにした。

注)本試験では、“水分”として、スポーツドリンクを使用(バイアスとならないよう、被験者は 「スポーツドリンクが嫌いではない」という条件でリクルートを実施)

<水分摂取条件>
【条件1】 ストロータンブラーに入った約5°Cの水分を飲む
【条件2】 ステンレスボトルに入った約5°Cの水分を飲む
【条件3】 ペットボトルに入った約22°Cの水分を飲む(室内に放置し常温になることを想定) 
【条件4】 水分補給なし

まとめ

今回の検証でストロータンブラーをデスクワークで使用すると、作業中の気分を落ち着かせるとともに、集中力を高める効果があることがわかりました。​​​​​​
皆様にとって、仕事や趣味のパフォーマンス向上につながるきっかけになれば幸いです。

ゲーミングタンブラーについて

当社が2022年2月1日に発売した、eスポーツプレイヤー市場をターゲットにしたストロータンブラー。ゲーマーはもちろん、デスクワークの方にもおすすめです。
製品紹介: https://www.the-peacock.co.jp/gaming/